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米国のテレビCM視聴率



米国には、日本には存在しないCM視聴率というものが存在します。果たしてその実態はどのようになっているのでしょうか。

複雑? 緻密? 米国の視聴率

複雑? 緻密? 米国の視聴率

CMの収益がテレビ局の運営基盤である民間放送では、CMの相場が視聴率に基づいて決められています。これは米国でも同じことです。米国では視聴率の表示が「Rating / Share」(評点とパーセンテージ)と「Viewer」(視聴者数)の2種類に分けられており、テレビ局側はより評価の高い数字を打ち出してきます。

Rating(レーティング)は日本の視聴率と同じく全世帯数に対して何%が視聴したかを算出し、Share(シェア)はレーティングの中でもテレビの電源がつけられていた世帯に対してのパーセンテージです。そのため、シェアの方が数字は大きくなります。

一方のViewer(ヴューワー)は、パーセンテージではなく何人が見ていたのかを発表するので視聴者数と訳されます。なぜこのように細かく視聴率を出すのかというと、複数の項目で数字を算出することで視聴率の精度が上がり、CMスポンサーの指標が増えるからだと言われています。

また、ケーブルテレビが普及している米国では有料放送を見る人も多く、テレビが常時稼動している世帯(有料放送を頻繁に見る世帯)と稼動していない世帯(有料放送をあまり見ない世帯)で大きく視聴率が変わってくる可能性があり、ひいてはCMの視聴にも大きく影響が出やすいとうのが実情です。このように米国のCMスポンサーは、こうした複雑な視聴率のデータを鑑みながら多角的な検討をしています。

CM視聴率は是か非か?

CM視聴率は是か非か?

米国を代表する視聴率調査会社といえば「ニールセン」です。ニールセンでは「CM視聴率」という、日本にはないCMに特化した視聴率を発表しています。これは、CMの効果がいまいち判然としないために起こっている、テレビへの広告離れを防ごうとするものです。しかし、オンデマンドによる録画視聴やオンラインテレビ動画配信などが普及している米国では、CM視聴率が番組視聴率よりも圧倒的に低くなってしまいます。そうした数字が公表されることで、逆にスポンサー企業の広告出稿意欲が低減するのでは?という懸念もあり、CM視聴率の発表を問題視するテレビ局も少なくありません。そしてこれは、日本がCM視聴率を発表しない理由のひとつとも言われています。

また、CM視聴率の発表により、人気番組が必ずしもCM視聴率を押し上げるという相関関係が成立しないという場合も露呈したため、視聴率という指標が余計に複雑化し混乱を招いたという意見もあるようです。しかしながらニールセンでは、正確なCM視聴率を活用し、真の意味でのテレビ広告料金を算定することが重要だとしています。さまざまなデバイスを通じて見られるテレビにおけるCMの今後は、どのように見られるものにするかが大きな課題となっているようです。