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テレビドラマ「月9」って何?



テレビ業界の中では、ゴールデンタイムと呼ぶ時間帯があります。ゴールデンタイムとは夜7時から夜10時のことを指し、この時間帯に最も視聴率が高まるとされています。そのため、テレビ局ではこのゴールデンタイムにイチオシの番組を放送することが多く、視聴率も注目されています。その中でも、とりわけ有名なのが「月9枠」と呼ばれるものです。

フジテレビの黄金期を築いた「月9」

フジテレビの黄金期を築いた「月9」

「月9」とは文字通り「月曜9時」のことを指し、「げつく」や「げっく」と呼ばれています。そして、「月9」は"フジテレビが放送している月曜9時"のドラマ枠のことを意味しています。かつてフジテレビでは、1987年までは月曜日9時の時間帯にバラエティー番組や音楽番組の「ミュージックフェア」などを放送していました。1980年代に入ると、萩本欽一が司会を務めるバラエティー番組「欽ちゃんのドンとやってみよう!」シリーズが放送されるようになってから視聴率が伸びてきました。「欽ドン!」でおなじみとなったこのシリーズは、国民的バラエティーとして知られるようになり、フジテレビのバラエティー黄金時代の礎となったとされています。1987年に終了するまで、この「欽ドン!」シリーズは人気を博しましたが、核家族化やバブル景気、女子大生・女子高生ブームの時代に突入。家族みんなで楽しむ「欽ドン!」シリーズは終焉を迎えます。そんな時代背景を受けて誕生したのが、「月9」と呼ばれるドラマ枠でした。当時はバブル景気の時代で、都会的でお洒落なことを "トレンディ"と呼び、流行に敏感だった若者たちの恋愛や友情などを悲喜こもごもに描くドラマが大ヒットし、"トレンディドラマ"と言われるようになりました。トレンディドラマはその洗練されたストーリーと映像で社会現象化していきました。

高視聴率ドラマを次々と輩出した「月9」

高視聴率ドラマを次々と輩出した「月9」

「月9」ドラマのヒットの背景には、"月曜日にはプロ野球がない"という事情も大きく関係していました。当時のプロ野球は月曜日が遠征の移動日にあてられていたため、試合が行なわれませんでした。プロ野球中継は当時、視聴率が高くドル箱番組だったために「月9」で放送されるトレンディドラマは軒並み高視聴率をマークしました。この月9ドラマの特徴は最終回に向けて視聴率が上がっていくため、1991年の「東京ラブストーリー」の最終回では32.3%(平均視聴率は22.9%)を記録。また、「月9」で最も視聴率が高かった1993年放送の「ひとつ屋根の下」では、最終回の視聴率が37.8%(平均視聴率28.4%)を記録しています。江口洋介さん、福山雅治さん、酒井法子さんらといった豪華キャストによる心温まるストーリーは、トレンディドラマでもありながらホームドラマとして、「月9」の価値をグンと高めた作品として知られています。

こうした月9のドラマからは、「ひとつ屋根の下」の「そこに愛はあるのかい?」や「101回目のプロポーズ」(1991年)の「僕は死にませーん!」などの流行語や主題歌の大ヒットなども生み出してきました。

月9はそのほかにも、木村拓哉さんが主演した「ロングバケーション」(1996年)、「ラブジェネレーション」(1997年)、「HERO」(2001年)など数々のヒット作を生み出し、今でもヒットドラマの"ブランド"として引き継がれています。