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映画の「製作委員会」に
テレビ局名があるのはなぜ?



近年は日本映画の人気がとても高く、たくさんのヒット作が生まれています。そんな日本映画のエンドロールを観ていると「~製作委員会」というのをよく見かけます。この「製作委員会」には必ずといっていいほどテレビ局の名前が名を連ねています。この製作委員会とテレビ局との関係とはどのようなものなのでしょうか。

各企業がお金を出しあって1つの映画を作る

各企業がお金を出しあって1つの映画を作る

近年は、映画の本場・米国ハリウッドにも負けないような技術力とスケール感のある日本映画が製作されるようになりました。また、コンピューターグラフィック(CG)を駆使した映像の進化にも目を見張るものがあります。このように、最近の日本映画は、それゆえに製作コストも昔に比べると多くかかるようになったようです。例えば、全編フルCGで描かれ、全米でも公開されたたSF映画「ファイナルファンタジー」(2001年)は製作費が150億円とも言われています。

こうした巨額の製作費を投じて映画を作ったもののヒットしなかった場合には、製作側はとても大きなリスクを伴います。

そこで生まれたのが「製作委員会」です。製作委員会は、一言でいえば「映画のスポンサー」のことで、映画会社やテレビ局、広告代理店、商社、出版社などが共同で出資し、映画の製作資金や映画の広告宣伝費、配給といった映画を世に送り出し、たくさんの人に観てもらうまであらゆる資金を提供しています。こうした映画の製作方法を「製作委員会方式」と呼び、近年では映画製作の主流となっています。また、製作委員会は「~フィルムパートナーズ」と呼ばれることもあります。

なぜ映画なのにテレビ局が深く介入しているの?

なぜ映画なのにテレビ局が深く介入しているの?

製作委員会方式で映画を製作する場合に、テレビ局が主導する場合が多々あります。特に人気ドラマの映画化という時には、テレビ局がイニシアチブを取り、ドラマの世界観をそのままに製作されることも多く、ドラマのスタッフに制作スタッフがかかわることも珍しくありません。

このようにテレビ局が深く介入するのには理由があります。1つには、テレビでの映画の放映権をテレビ局側が持っておきたいということに加え、映画の宣伝をテレビで行なう時に便宜がよいという点もあります。また、著作権などの関連業においても、大きなメディアであるテレビ局はさまざまな専門部署を持っているので、多方面で映画製作に協力することができ、同時に利益を得やすくなるということです。「製作委員会」に参画している企業は各々、企業の得意分野で映画製作に貢献することで、さまざまな利益を得られるのです。このように各社がコラボレートすることでよりヒット作を生みやすい土壌を作っています。