ご希望のテレビ局情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

メディアポ
テレビ局
トップページへ戻る
トップページへ戻る

テレビ局情報

テレビ局とは


テレビ局とは

皆さんは、テレビ局と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?
有名芸能人が多数行き来し、いつも観ているテレビ番組を制作スタッフの方々が秒単位で仕事をしている会社、なんと言っても「華やかな世界」というイメージを思い浮かべる人がほとんどだと思います。

しかし、「具体的にどんなことをしているのか?」「アルバイトや就職をするにはどうすれば良いのか?」そういった点までは知らないという人が多いでしょう。
このページではそれらの疑問にも答えながら、テレビ局について解説します。

1.テレビ局とは?

テレビ局とは?

テレビ局とは、テレビ番組の制作・放送を行なう局(会社)のこと。とは言っても、実はテレビ局の主な仕事は、テレビ番組を制作することだけではありません。メインの仕事は、放送事業です。

放送事業とは「24時間のうちにどんな番組をどの時間帯で放送しており、これくらいの視聴率があるから、広告(CM)を出してスポンサーとして番組を買って下さい。」とスポンサーに番組を売ること(公共放送のためCMが入らない「NHK」は除きます)。スポンサーに番組への出資をしてもらい、番組を作りながら広告を放送することによってテレビ局は運営されているのです。

そのため、番組の放送枠を組むことが仕事の「編成局」や、その放送枠を売ったり、テレビ局周辺で実施するイベントでのスポンサー出資を募ったりする「営業」がいるなど、テレビ番組の制作以外の仕事が多くあります。

そしてテレビ番組制作においては、テレビ局員が担当しているケースもありますが、実際に放送されているテレビ番組は番組制作会社が制作しているのがほとんどです。

1-1.日本のテレビ局とは?

日本のテレビ局とは?

日本のテレビ局について説明しましょう。まず、放送局から発信される電波を中継所が受信し、家庭に送信することで放送される「地上波放送局」は、NHK(公共放送)と、民間放送局(民放)の2種類。フジテレビ、日本テレビなど家庭でよく観られるチャンネルのことです。

その他にも人工衛星を利用してテレビ放送を行なう衛星放送(BS放送・CS放送)、同軸ケーブルや光ファイバーケーブルを敷設してケーブルテレビ局のセンターと家庭を繋ぎ直接放送を届けるケーブルテレビなどがあります。

それぞれについて、もう少し詳しく説明しましょう。

NHK

NHK

「日本放送協会」の頭文字が名称の由来。総務省が所管する放送法に基づく特殊法人です。番組の内容などが国家権力などによって統制されることなく、放送の公共性及び公平性を維持することを目的としたテレビ局で、受信料、地方自治体や企業からの寄付、国会で承認された予算で収益を得ています。

受信料に関しては、衛星放送(NHK BS1など)と地上波放送の視聴が可能な人の場合は「衛星契約」、地上波放送のみの場合は「地上契約」の2種類。受信料は全国統一の料金ですが、沖縄県だけ若干安くなっています。ちなみに、NHKが広告収入を得ることは放送法による禁止事項です。

民間放送局(民放)

民間放送局(民放)

地上波放送でNHK以外のテレビ局である民間放送局(※以下、民放)は、民間の資本により設立され、テレビCMの広告料をメインに収益を得ており、民間企業によって運営されている放送局のことです。

衛星放送局(BS放送・CS放送)

衛星放送局(BS放送・CS放送)

BS放送・CS放送ともに有料での契約、家庭に専用チューナーとパラボラアンテナの設置が必要である衛星基地からの放送を送信します。

電波を送受信する人工衛星は、赤道上空36,000kmに存在。そこから発信された電波を中継地点で繋ぎ、家庭まで届けます。BS放送は、BroADcastingSatelliteを略したもの、CS放送はCommunicationsSatelliteの略で、利用する人工衛星の違いにより使い分けられています。有料と無料のものがあるため注意が必要ですが、BS放送・CS放送ともに高画質でハイビジョンであることが特長です。

ケーブルテレビ局

ケーブルテレビ局

ケーブルの中継所となるケーブルテレビ局は各地に存在しています。ケーブルテレビ局のサービスに加入すれば、地上波放送、BS放送、CS放送の番組が視聴可能であることが特長。

ただし、原則的に有料です。また、近年は各局がケーブルでの放送配信だけでなく、インターネットや電話などを含む複合的なサービスを実施しています。

1-2.テレビ局のキー局とは?

テレビ局のキー局とは?

ここからは、一般的な民放の場合についてお話しましょう。

中でも「キー局」と呼ばれているのは、日本テレビ放送網・TBSテレビ・フジテレビジョン・テレビ朝日・テレビ東京の5社。これらキー局は、番組放送において各地方に存在する放送局(地方ローカル局)との間に構築しているネットワーク系列の中心となる放送局であり、自社主導で番組を制作しネットワーク系列を通して地方ローカル局に番組の卸売り(番組販売など)を行なう他、番組供給にあたり募ったスポンサーによる広告料の分配も実施しています。

地方ローカル局も、番組制作や販売は行なっていますが、キー局とは比較にならない程少ないのが現状です。

なお、5社すべてが東京都港区内にあるため「在京キー局」や「東京キー局」と呼ばれ、関係業界では「キイ局」と表記することもあります。

また、民放の「準キー局」とは、在阪広域局の読売テレビ・関西テレビ・朝日放送テレビ・毎日放送の4社。キー局を頂点とした地方ローカル局へのネットワーク系列により、キー局が制作した番組を地方でも観られるのです。

1-3.テレビ局の系列とは?

テレビ局の系列とは?

以下はテレビ局の系列を示した一覧表です。
キー局・準キー局と比較して、系列の地方ローカル局は非常に多いことが分かりますね。
(地域によっては、ケーブルテレビなどで視聴可能な場合もあります。)

地上波テレビ局(民放)とその系列局

キー局:NNS系列 日本テレビ放送網
【系列局】

北海道・東北のテレビ局

関東地方のテレビ局

中部地方のテレビ局

関西地方のテレビ局

中国・四国地方のテレビ局

キー局:JNN系列 TBSテレビ
【系列局】

北海道・東北のテレビ局

関東地方のテレビ局

中部地方のテレビ局

関西地方のテレビ局

中国・四国地方のテレビ局

九州地方のテレビ局

キー局:FNS系列 フジテレビジョン
【系列局】

北海道・東北のテレビ局

関東地方のテレビ局

中部地方のテレビ局

関西地方のテレビ局

中国・四国地方のテレビ局

九州地方のテレビ局

キー局:ANN系列 全国朝日放送
【系列局】

北海道・東北のテレビ局

関東地方のテレビ局

中部地方のテレビ局

関西地方のテレビ局

中国・四国地方のテレビ局

九州地方のテレビ局

キー局:TXN系列 テレビ東京
【系列局】

北海道・東北のテレビ局

関東地方のテレビ局

中部地方のテレビ局

関西地方のテレビ局

中国・四国地方のテレビ局

九州地方のテレビ局

2.テレビ局での主な仕事内容と年収

テレビ局での主な仕事内容と年収

テレビ局での仕事にはどんなものがあるのでしょうか?ここからは、テレビ局での主な仕事内容と年収をご紹介しましょう。

※テレビ局勤務の場合であり、番組制作会社などでの同職種の仕事は除外しています。

2-1.テレビ局での主な仕事内容と年収【AD/アシスタント・ディレクター】

AD/アシスタント・ディレクターの主な仕事内容

AD/アシスタント・ディレクターの主な仕事内容

テレビ局に番組制作スタッフとして就職したら、まずAD(アシスタントディレクター)として働くことが多いでしょう。この仕事は、その名の通りディレクターのアシスタント業務をするのが主な業務です。

まず、総監督的な役割をする番組プロデューサーが決定する、その番組にいくらぐらいのお金をかけ、どれくらいの人員をさくのかといった事項に対して、現場監督的な役割のディレクターはその番組をどう演出するか、ということに注力します。ディレクターは、出演者・カメラマン・照明・音響・大道具スタッフ・小道具スタッフなど番組にかかわる多くの人の指揮を執っています。それらディレクターの業務を補助することが重大な仕事です。

ちなみに、番組により様々ですが、ひとつの番組を制作するために総勢100名以上のスタッフがかかわることも少なくありません。ADだけで30人くらいになる現場もあります。それだけでなく番組制作会社がかかわっていることも多いうえ、コンテンツ毎に様々な制作会社で分担していることもあり、携わるすべての人に指示を滞りなく伝えるだけでも大変な業務です。

ADの仕事は他にも、インターネット等で事前に調べたりロケハンしたりするなど、番組制作のための情報リサーチ、番組で使用するイラストなどの発注、収録に必要な物品や機材の準備など多岐にわたります。

基本的にはディレクターが撮影したい映像を撮るために、ディレクターの下で様々な仕事をするというイメージです。ディレクターとのコミュニケーションを密に取り、ディレクターができる限り楽に目的を達成できるように尽くすという仕事ですから、その内容も挙げたらキリがありませんが、その場の状況に応じて臨機応変に動くことが何より大切。ちなみに、NHKにはADという職種はなくディレクターからスタートします。

AD/アシスタント・ディレクターの年収

AD/アシスタント・ディレクターの年収

年収は平均250~400万円程度ですが、キー局勤務の場合は500万円以上稼ぐ人もいます。アルバイトの場合、時給800~1,000円程度で働く人が多いようです。実力主義の面が大きいため力を発揮すればする程、給料はアップしていくでしょう。

2-2.テレビ局での主な仕事内容と年収【ディレクター】

ディレクターの主な仕事内容

ディレクターの主な仕事内容

ディレクターはテレビ番組制作の現場においての責任者であり、具体的に番組作りを進めていく上での指揮官の役割を担っています。新しく始まる番組の企画、出演者との交渉・演出などを行ない、制作現場では大道具・小道具・音響・照明など、かかわる大勢のスタッフに指示を出すことが主な仕事です。ディレクターを監督するポジションにいる「プロデューサー」と協力して、企画を形にしていきます。

実際の現場では撮影が早朝から深夜まで続いたり、撮影した映像を編集したりする業務が長時間に及ぶことも多いようです。さらに取材やロケなどもあり、休日もなかなか取れないのが実情。体力的にも精神的にも、かなり厳しい仕事と言えるでしょう。

ディレクターの年収

ディレクターの年収

年収は、勤務する会社によってかなり異なりますが、最も高いと言われるのは、キー局勤務のディレクター。30代で年収1,000万円を超える人も少なくありません。地方局勤務の場合は、キー局の7割程度となることが多いようです。

2-3.テレビ局での主な仕事内容と年収【プロデューサー】

プロデューサーの主な仕事内容

プロデューサーの主な仕事内容

プロデューサーは、番組の企画・予算・出演者のキャスティングなど番組制作における統括的な責任者であり、すべての決定権を持つ人です。テレビ番組放送の最後に流れるクレジットでは「制作統括」とも記載されます。

照明・音響・カメラマンなど現場スタッフをまとめる業務はディレクターがメインとなって行ないますが、プロデューサーは現場を俯瞰できる立場からの視点で進行状況などをチェックし管理していきます。予算の割り振りや出演するタレントの事務所と交渉することも重要な業務です。

また、新しい番組を作るときは、プロデューサーがディレクターらと「企画会議」を行ない、その企画を様々な角度から検討し完成させます。そして、上層部や番組を管理する「編成部」などに企画書を提出し、それが承認を得られてから初めて制作がスタートするのです。

なお、大変肝要な業務であるのが予算や出演料などのお金の管理。民放の場合、番組にスポンサーが付くことで収入を得なければなりませんが、プロデューサーは番組規模や構成により番組ごとにかかる予算・スタッフ、出演者へのギャラなどお金の配分を考えることも仕事です。放送作家や演出家らとの交渉まで行なうため「人脈の広さ」も求められます。プロデューサーには、テレビ局に入社後ADとして働いたあとディレクターとなり、多くの番組を担当し実績を積むことでなれるでしょう。

しかし、プロデューサーに昇進できても、ADやディレクターのときより仕事が楽になるわけでもないようです。編集作業の確認やロケ、打ち合わせや挨拶回りなどで休日もなかなか取れず、プライベートより仕事が優先の生活をしている人が多いため、給料より仕事への情熱が強い人でないと、続けていくのは難しいと言えるでしょう。

プロデューサーの年収

プロデューサーの年収

年収は、キー局勤務の場合は30代で1,000万円以上となることも少なくありません。40代以上では年収1,500万円を超え、プロデューサーの中で最も上のランクである「エグゼクティブ・プロデューサー」になると年収2,000万円以上と言われています。地方局勤務の場合でも40代のプロデューサーでは、ほとんどの人が1,000万円以上になることが多いようです。

2-4.テレビ局での主な仕事内容と年収【技術職】

技術職の仕事内容

技術職の仕事内容

番組を放送するための技術的サポートを行なうのが技術職スタッフの仕事です。様々な職種の人が所属している中で、有名なのは番組で放送する映像を様々な角度から撮影する「カメラマン」でしょう。他にも音楽やインタビューを収録する、効果音を付けるなど「音」に関することすべてを行なう音響スタッフや、スタジオのライティングをデザインする照明スタッフなどがいます。

さらに、地デジの放送システムを構築したり、電波の送受信に関する問題を解決したりする多くの技術スタッフが活躍しているのです。

技術職の年収

技術職の年収

各職種の平均年収を見てみましょう。

  • カメラマン
    キー局勤務の場合600~700万円程度、地方ローカル局勤務の場合500~600万円程度。
  • 音響スタッフ
    勤務先や担当する仕事量、経験年数などにより大きく異なりますが、240~320万円程度。キー局勤務の場合600万円以上得られる可能性もあります。
  • 照明スタッフ
    音響スタッフ同様幅がありますが、300~600万円程度。

    ※ただし、上記3職種の大半はアシスタントのアルバイトから始めるため、その期間中は時給1,000円程度。

  • 技術スタッフ
    キー局勤務の場合1,000万円。ただし地方ローカル局勤務などはかなり減額となると推測されます。

正社員になれば平均年収が他業種と比較すると高給であり「テレビ局社員」は給料面からも人気が高い職種であることが納得できる結果と言えます。

3.テレビ局でアルバイトや就職をするには?

テレビ局でアルバイトや就職をするには?

インターネットなどの登場により勢いを失ったと言われても、まだまだ家庭の情報の中心であるテレビ。そして、根強い人気があり憧れの的である「テレビ局社員」になるためにはどのようなことが有益なのでしょうか?

ここでは、これまでにご紹介した主な仕事別のアルバイトや就職の試験に合格するポイントなどをお伝えします。

3-1.テレビ局でアルバイトや就職をするには?【AD/アシスタント・ディレクター】

テレビ局でアルバイトや就職をするには?【AD/アシスタント・ディレクター】

テレビ局でADになるためには、まずそのテレビ局に就職しなければなりません。テレビ局は大半が「四年制大学卒業以上」の学歴を求めます。なお、キー局では内定者は六大学(東京大学・早稲田大学・慶応義塾大学・明治大学・立教大学・法政大学)レベル以上がほとんど。人気の高い職種のため就職試験では数百倍~数千倍とも言われる倍率をくぐり抜けなければなりません。まずは、できる限り偏差値の高い四年制大学に入学できるよう勉強しましょう。

採用試験は、キー局の場合は筆記試験と論文、数回の面接にて合否を決める会社もありますが、テレビ局によっては面接のみで採用を決定する面接重視の会社も。

一般的に、流れとしては以下のようになっています。

応募

書類選考と筆記試験に加え、数回の面接があるため、選考期間は半年以上かかると考えておくと良いでしょう。
それでは、対策のポイントをお話します。

試験前にしておくと良いこと

  1. ① 書類選考対策

    • OB訪問を行なう

      OB訪問を行なう

      志望するテレビ局に勤務しているOBがいたら「OB訪問」をしてその局独特の試験傾向や注意すべきこと、勉強・訓練しておいた方が良いことなどを聞いておきましょう。OBがいないという人には、説明会やボランティアの勉強会に参加する方法もあります。

    • インターンシップに参加

      インターンシップに参加

      可能な限り多くのテレビ局、及び他業種の「インターンシップ」に参加しましょう。大学3年生の夏休みを活用して行なわれることが大半ですが、同年6月~翌年2月くらいまでに実施されることが多いです。雰囲気や仕事内容の理解に役立ち、業界研究をすることもできるため有益になるでしょう。さらに、インターンシップでは企業から見た自分のイメージを知ることができます。これはこのような体験でもなければ、なかなかできないこと。仕事の進め方や人間関係の築き方など多くのことが学べるだけでなく、企業から自分の評価されている部分、もっと改善した方が良い部分を知ることができるのです。

      テレビ局を含むマスコミ業界で働くには、体力・粘り強い精神力・熱意・コミュニケーション能力・知識・技術が必要。一見華やかに見える業界ですが、実際はコツコツと与えられた仕事や課題をこなしていくことが多い地道な仕事です。そこで自分の長所や不足している部分を知り試験まで努力し、そのときの自分に活かしましょう。

    • 印象に残るエントリーシートを書く

      印象に残るエントリーシートを書く

      エントリーシート(ES)には、ひとつでも「キラリと光ること」を書いて印象付けましょう。例えば「志望動機」など5つの回答項目があるとします。ESの場合は、4つの回答が地味でも「これだ!」と思うひとつに絞り、印象に残ることに重点を置いて下さい。あなただけの経験や個性を大切にして「テレビ業界で活躍したい」という気持ちを全力で伝えましょう。

      ESを読んだ担当者に「会ってみたい」と思ってもらえるかどうかがポイントです。

  2. ② 筆記試験対策

    • 一般問題試験対策

      一般問題試験対策

      ほとんどのテレビ局は独自に問題を作成しています。テレビ番組に関する問題から時事問題、適性検査の定番「SPI」のような問題など出題範囲が幅広いため、直近1年間を中心に情報を頭に入れておきましょう。特に受験年にスタートした番組やドラマについては、時間帯・出演者・他局の類似番組まで調べておくことが必要です。時事問題では同様にその年、新聞の1~3面に取り上げられた出来事の概略を説明できるようにした方が良いでしょう。

      他局の番組も掲載されていて分かりやすい、テレビ番組情報誌を利用するのもオススメ。

      なお、「マスコミ採用試験対策本」でも知識を蓄え、過去問を解いて問題に慣れ、問題演習まで終えておきましょう。

      また、論文試験では誰かに添削してもらうことが重要です。論文添削講座も近年は各地で開講されているので、添削を依頼できるマスコミ関係者(OBなど)がいない場合はそういったものを利用しましょう。選考では、一般教養よりも論文の方が重視されていると言われています。

    • クリエイティブ試験対策

      クリエイティブ試験対策

      クリエイティブ試験とは、文字通り番組制作に求められる「クリエイティブな能力をチェックするテスト」。2種類あり「発想力」のテストと「構成力」をチェックするものです。具体的には前者は「オリジナルの四字熟語を10個作り、意味も説明して下さい。」や「この図形から発想することを10個書いて下さい。」といった出題。短時間で多くの回答を求められ「瞬間的な発想力」が試されています。

      なお、後者のテストでは「与えられた3つのキーワードを使い文章を作りなさい。」という「三題噺(さんだいばなし)」と「文章の最初と最後が決まっていて、途中のストーリーを自由に作りなさい。」という「キセル文」が有名。単に文章を作成するだけでなく、オチを付けることも求められます。

      この試験の対策は、早めに参考書を入手し訓練することです。解答は800字程度の長文になることが多いため、早めの対策がカギとなります。

  3. ③ 面接対策

    • 話す内容にストーリーを作る

      話す内容にストーリーを作る

      ADには特に「コミュニケーション能力の高さ」が求められているため、面接でもその部分を重視されていると考えて臨みましょう。実際の現場でも、ディレクターや大勢のスタッフとコミュニケーションをうまく取り、動いていくことが仕事だからです。もちろん、本番の前に面接の訓練は必須。

      まず、自己紹介では深く自分のことを話せるようにしておきましょう。次に志望動機ですが、履歴書に書いていても自分の言葉で話せるようにしておくことが肝心です。「子どもの頃に観た番組がきっかけです。」という話も具体的に番組名まで言い(面接官は業界の人なので大体分かるでしょう。)ストーリーを作ることがポイントになります。

      また、民放は採用後に配属先が分かります(アナウンサーは除く)。どの部署に配属されても適応できるのか、チェックされていることを念頭に置いておきましょう。

      さらに、テレビ局も一般企業と同様に「同業他社よりどれくらい視聴率を取れるのか」、「どう差別化していくのか」といった点で戦っています。ですから新卒採用の際も「この人を採用したら、うちの会社にどんなメリットを与えてくれるのだろうか」という視点からも見られているため、その点も意識してアピールしましょう。

    • 内定までの面接回数が多い

      内定までの面接回数が多い

      キー局と準キー局の面接は回数が多く形式も多彩。個人面接・集団面接・ディスカッション、ディベートのみならず、合宿形式の映像制作、企画書制作まで求めるテレビ局もあるようです。内定までに少なくとも5回以上の面接を行ないます。

      一次面接ではESや履歴書に書いた内容をメインに質問されます。念頭に置き、受け答えの練習をしておきましょう。

      地方ローカル局は、キー局や準キー局より面接の回数が少なく、早い段階で役員等が面接官となることもあります。「なぜキー局ではなく、うちの局なの?」との質問は高い確率でされますので、返答を準備しておきましょう。内定まで、面接の回数は3回程度です。

      NHKの場合は、個人面接が多く面接官の人数が少ないことが特徴です。面接時はNHKの番組を例に挙げながら、自分がNHKで実現させたい企画をアピールすることがポイント。内定までに3~4回の面接があります。

      ※アルバイトの場合は、業務内容によって求人の募集、採用の仕方も異なります。

3-2.テレビ局でアルバイトや就職をするには?【ディレクター】

テレビ局でアルバイトや就職をするには?【ディレクター】

テレビ局勤務の「ディレクター」になるには、ADになったあと数年間下積みとして番組制作の基礎を学び、ディレクターに昇格する方法が一般的です。よって、アルバイトでディレクターになるのは難しいと言えます。

テレビ局により異なりますが、キー局・地方ローカル局ともAD期間は5年程度の人が多いと言われています。

3-3.テレビ局でアルバイトや就職をするには?【プロデューサー】

テレビ局でアルバイトや就職をするには?【プロデューサー】

テレビ局勤務の「プロデューサー」には、ADとディレクターを10年以上経験し、実績を積んだ人が多いようです。年齢的には30代後半からが大半でしょう。

番組制作には豊富な経験が必要ですので、ADやディレクター時代にスタッフのまとめ方や制作の流れを学び、実績を積んでからプロデューサーとして活躍できるのです。よって、ディレクターと同様、アルバイトでプロデューサーになるのは難しいと言えます。

また、ひとことで「プロデューサー」と言っても階層があります。年齢や実力により、アシスタントプロデューサー、チーフプロデューサー、エグゼクティブ・プロデューサーと昇格できる場合も。しかしディレクターになれた人が、全員プロデューサーになれるわけではありません。

3-4.テレビ局でアルバイトや就職をするには?【技術職 / その他】

技術職

テレビ局でアルバイトや就職をするには?【技術職 / その他】

テレビ局勤務の技術職のうち、主だった職種に就くにはどうすれば良いのかをお話しましょう。
それぞれの試験内容や対策方法は、AD/アシスタント・ディレクターと同様です。

ただし、技術職の筆記試験には「コンピュータ・インターネット関連・次世代放送関連の難問」が多いと言われています。情報処理についての勉強もしておきましょう。

  • カメラマン

    カメラマン

    四年制大学の理工系学部や放送学科を卒業しテレビ局に入社後、アシスタントカメラマンから仕事を始め、経験を積みながら技術を身に付けカメラマンになるという方法が一般的。アシスタントカメラマンからカメラマンになれる期間は5年以内が多いようです。

    近道は、アシスタントカメラマンのアルバイトから下積みを積むこと。キー局・準キー局・地方ローカル局を問わず年中募集されています。

  • 音響スタッフ

    音響スタッフ

    特別な資格はいりませんが、理系の大学を卒業した人の方が有利と言われています。

    また、近年はテレビ局も番組制作会社を外注として使うことが多く、テレビ局における正社員としての音響スタッフへの道は、さらに厳しいものとなっています。

    求人情報をホームページなどでこまめにチェックしながら、できる限り偏差値の高い四年制大学の理系学部を卒業し、試験対策も十分行ないましょう。

  • 照明スタッフ

    照明スタッフ

    残念ながら近年のテレビ局では照明スタッフを正社員として採用することは、ほぼないと言われています。外注に依頼することがほとんどだからです。

    そのため、特別な資格は不要ですが専門学校で照明の勉強をし、番組や映像制作会社に入社して腕を磨いていくというコースが一般的。「一人前になるのに10年かかる」とも言われる職業です。

  • 技術スタッフ

    技術スタッフ

    理系学部からの採用が多いですが、特に電波・通信系の技術を学べる電気系学部を卒業することが近道です。

    また、「第一級陸上特殊無線技士」の資格を取得していると有利だと言われています。この資格保持者は、特に地方ローカル局は喉から手が出る程欲しい人材です。

その他

テレビ局でアルバイトや就職をするには?【技術職 / その他】

テレビ局には他にも、番組制作に関する仕事がたくさんあります。実際にテレビ局に就職する前に、アルバイトとして働いてみるのも経験のひとつです。1日から気楽に始められるものから、制作スタッフの一員として勤務できる仕事まで様々。他のアルバイトとは違う経験ができ、テレビ局への就職を考えていない人にも人気があります。

  • 番組制作補助

    番組制作補助

    AD・カメラマンなどの手伝いや雑用、編集ルームでの作業を行なう仕事。携わる番組や職種によって、時給ではなく日給制の場合もあります。

    求人は主にテレビ局のホームページに記載されていますので、こまめにチェックしましょう。また、関係者からの紹介が多いのも特徴。人脈がある場合は「アルバイトの求人はないか?」と直接聞いてみるのも良いでしょう。

  • テレビ局の施設内業務

    テレビ局の施設内業務

    テレビ局内にある食堂やショップでの仕事、清掃業務や受付・事務などの仕事。時給制が多く、一般の店舗と同じような勤務時間が多いです。

    番組制作補助と同様、テレビ局が直接求人している場合もありますが、出入りしている業者や派遣会社が募集していることも。また、アルバイト情報サイトにも掲載されます。

  • 番組観覧、及びエキストラ

    番組観覧、及びエキストラ

    情報番組を盛り上げるための観覧者やドラマなどのエキストラの仕事。時給ではなく、1回あたりの金額で支払われることがほとんどです。

    エキストラを派遣している事務所に登録し、紹介を待つのが一般的。一部、テレビ局が直接募集している場合もあります。

ここまでテレビ局について解説してきました。娯楽・教養・報道などの様々な情報を伝えるために存在しているテレビ局について、これを機会に詳しくなって頂けたかと思います。

また、施設リサーチ/ホームメイト・リサーチでは、全国のテレビ局やその周辺の生活施設を検索することができます。こちらも合わせて、ぜひご利用下さい。